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オペラ観賞

先週、Calleママのお誘いで今年初めてのオペラに出かけてきました♪
今回観たのは「Lucklarens väg(放蕩者のなりゆき)」という風刺悲劇です。

ストラヴィンスキーの曲に、W、A、オーデン・C、コールマンによる英語の台詞、初演は1951年、ヴェネツィアという比較的新しい作品です。
上映時間も3時間10分と、これまで観たものの中では一番短かったので、肩も凝らずに楽しめました。

どんなお話だったかというと・・・
イギリスの片田舎に住む主人公の青年トムは一攫千金を夢見て働こうとせず、恋人アンの父親トゥルー・ラブの口ききの仕事も断る始末。
そんな彼のもとにロンドンから悪魔のニックが使者と称してやってきて、トムの音信不通だった伯父が亡くなって膨大な遺産を彼に残したと告げます。
相続手続きのため喜びいさんでロンドンへ行くトム。
支払いは1年と1日後でいいと言って使用人になったニックに導かれるまま、放蕩の限りを尽くしたあげく、虚しさを感じたトムはニックの勧める髭をはやしたトルコ人女性ババと結婚します。
トムの帰りを待ちわびるアンはたまりかねてロンドンへ。2人は結婚直後に対面しますが、もはやトムは田舎へ帰る気を失っています。
しかしトムが相続した莫大な遺産もニックが告げた期限1年と1日たったところで尽き果て、破産したトムは家財一切を競売にかけられ元の一文無しに。
支払いを迫るニックは震え哀願するトムに、賭けに勝ったら自由にしてやると約
束し最後のチャンスを与えます。
アンへの真実の愛に目覚めたトムは勝利し、約束どおりニックはトムのために用意した棺桶へ自ら身を沈めますが、はらいせにニックに呪いをかけられたトムは狂気に陥り墓で歌い続けます。
精神病院に収容され、歌い続けるトムのもとにアンがやってきます。彼女をみてヴィーナスがやってきたと信じるトム。
しかしトゥルーラブがアンを連れ戻しにやって来て2人は去ってゆきます。
目覚めたトムはヴィーナスを求めながら死んでゆきます。

以上、放蕩者が自ら破滅の道を歩み真実の愛に気づいたときには死に至る、という定番のストーリー。
話はわかりやすいのですが、観終わってなんだか虚しいような物足りないような気分です。
うーん、この作品の良さがわかるようになるのにはまだまだのようです・・・

では、王立オペラ劇場を内部も含めてちょっとご紹介します。


王立オペラ劇場 正面より


劇場前 Gustav Adolf 広場の銅像


今回観た「Lucklarens väg」


座席から見上げた天井


特別に中に入れてもらった貴賓室 ゴージャスです・・・

最後に今回のおまけ。
オペラ劇場に行く途中通ったGallerian(ショッピングセンター)内のパブで大勢のピンクの天使ちゃんたちを発見♪
気になって何しているのか聞いてみると、高校の卒業パーティーとのこと。
えーっ、ということは彼女は17~18歳!?
カメラに気づくと、こんなポーズまでキメてくれて、てっきり20代だと思ったら・・・
やっぱりこっちの高校生はオトナだ・・・
他の女の子たちにも写真を撮らせてもらいたかったんだけど、Calleの冷たーい視線が・・・
あえなく断念でした(笑)


ちなみに高校の卒業シーズンの6月には、荷台にすし詰めの高校生を積んだトラックが走っているのをいろんなところで見かけます。
もう大声で歌って踊って羽目を外しまくり。賑やか、というよりかなりの騒音です。
それにしても、まだ4月だというのに彼女達、かなりフライング気味・・・

男性読者代表のマサさーん。気に入っていただけました?

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

mimaちゃん
喉の方、なんとか快方に向かっているようでホッとしました。引き続きゆっくり休んでお大事にね。
オペラって、みなさん書かれているように、やっぱりちょっと敷居が高いイメージあるよね。
でも、ホントにここストックホルムに限って言えば、みんなすごくカジュアルに楽しんでますよー。
今度こっちに来るときには是非♪

こっちの高校生はホント大人だねー。でも変にいやらしい色気があるわけじゃなく、彼女のように健康的な色気があるって感じかな。
こちらの人たちの年齢は、だいたい第一印象で感じた年齢より5,6歳は若いことが多いかな。
mimaちゃんはこっちじゃきっと高校生くらいに見られるでしょうねー(笑)

投稿: miwa | 2007年5月 1日 (火) 22時08分

そこの建物の前は通ったことあるんですけど、入ったことはなかったので
中がすごい気になってました。やっぱりすごいゴージャスですねー。
オペラなんて私には敷居が高そうでまだ見たことないんですけど、
いつか見てみたいです。
うわっ!スウェーデン女子は大人っぽいですね。
以前ホームステイさせて頂いたお家の双子の女の子が高校生になって
久々に会ったらあまりの色気にびっくりでした。
高校生なのに、私なんかよりよーっぽど大人っぽいし。
写真の女の子も日本じゃ23歳くらいに見られるでしょうね。

投稿: mima | 2007年5月 1日 (火) 16時22分

フィーカさん
そういえば映画の中でジュリア・ロバーツがお洒落して観劇してたっけ・・・
ある意味、高尚な娯楽の象徴的な意味合いで描かれていたのかも。
でも、mikittyさんあてのコメントに書いたとおり、ここではホントにみんな普段着なんです。
たまにオペラを見に行くというロシア出身のお洒落好きなクラスメートが、なんでみんなオペラを見に行くときにきちんとした服装をしないのかって不思議がってるくらいです。
マダム・バタフライは残念ながら王立オペラのレパートリーには入ってないので、私が観るチャンスもなさそうです。
フィーカさんがこちらに遊びに来られることがあったらぜひご一緒したいですね(他の作品になっちゃうけどね)♪

ピンク、今じゃ抵抗あるけど昔はよく無意識に選んでたような気がしますね。
若かったんだなぁ(笑)

投稿: miwa | 2007年5月 1日 (火) 08時09分

よーこさん
私の中ではオペラっていうとイタリアのイメージです。
せっかくだからそちらにいる間にぜひぜひ行ってみて下さい。そしてブログでぜひご報告を!!
オペラ劇場の中は、装飾や天井の絵など、どことなくイタリアチックな感じがしました。うーん、イタリアの劇場もゴージャスなんでしょうねー♪

あはははー、最後のかわいい女の子、マサさんに続きよーこさんにもコメントいただけるなんて♪
彼女達に「何してるのー?」って話しかけ、写真を撮らせてもらう私もかなりオバチャン入ってますねー。
Calleは若者の恥じらいがあったのか怖ーい顔してこっち見てましたけどね(笑)

投稿: miwa | 2007年5月 1日 (火) 07時48分

mikittyさん
オペラっていうとどうしても敷居が高いイメージあるよねー。分かります。
私も初めて連れて行ってもらったときは緊張しました。
でも、実際行ってみると、そう特別お洒落する必要がないことがわかりホッとしたような拍子抜けしたような・・・
確かにきちんとした服装をしている人も多いけど、ほとんどの人が普段着です。なかにはジーンズにTシャツなんて人も。
ここの人たちにとってオペラって私たちが考えるような特別なものじゃないってことかもしれないですね。

投稿: miwa | 2007年5月 1日 (火) 07時37分

tomoさん
うわーっ、懐かしいねー。約1年前、ピクニックで1杯やった後のオペラ(笑)
演目は「フィガロの結婚」だったから、耳になじみのある曲を沢山聞けて楽しかったのを覚えてます。
それにしても、事前にちゃーんとストーリーを予習していたtomoさんにはホントに感心しました。

そうそうあの時はちょうど6月上旬だったから高校生たちの大騒ぎにも遭遇。
かなりうるさかったよねー。
そろそろそんなシーズンです。
でも、tomoさん参加したいと思っていたのー?全然知らなかったー。
この次来るときはぜひ、”ギャル”に戻って飛び入り参加を(笑)

投稿: miwa | 2007年5月 1日 (火) 07時30分

マサさん
髭を生やした奥さん、ババさんが気になりますかー。
彼女は結婚後おしゃべりばかりしていたらトムにうるさがられて、テーブルクロスを被せられ眠らされてしまうんです(帽子を被せられるバージョンもあるようですが、今回のはテーブルクロス)。
そして家財と一緒に競売に掛けられたところ、目を覚まして大騒ぎ。でも、その後、トムの愛情がアンに向いていることを悟り身を引きます。
ちょっといい話でしょ?
ストーリーを把握?マサさん、パンフレットという強ーい見方があるんですよ(笑)
ちょこさんあてにも書いたんですが、実際オペラの独特の歌唱法で歌われたら歌詞を聞き取るのって困難ですよね。

おまけの写真、お褒めの言葉をいただけて光栄です♪
でもマサさん、ストックホルムに行きたくなったっていう理由、ちょこさんとは大きく違うんじゃないですか?!

投稿: miwa | 2007年5月 1日 (火) 07時18分

ちょこさん
ホント、お話をしていたらちょうどってタイミングでした♪
でも、私はちょこさんたちが行かれたOperakällarenでのお食事の方が羨ましかったりして(笑)
オペラって総じて長時間に及ぶものが多い気がします。4時間越えで間に休憩が2回っていうのはザラです。
今回は休憩が1回、正味2時間50分くらいでしょうか。それでも短い方になりますね。

今回の作品は英語だったんですが、そもそもあのオペラの特殊な歌唱法で歌われると正直、日本語でさえ歌詞を聞き取れないことがあるので、あまり関係ないような気が・・・。
いやっ、ちょこさんだったら聞き取れるんだと思いますが。
スウェーデン語以外の時は字幕でスウェーデン語が表示されるので、むしろそっちを見てました。

ちょこさんたちもせっかくストックホルムに来られたことですし、今度ご一緒できるといいですねー♪

投稿: miwa | 2007年5月 1日 (火) 07時06分

 オペラなんて、映画「プリティーウーマン」を見てとっても憧れてました。
私は、定番の「マダム・バタフライ」を見るのが夢です。スウェーデンでやってるかしら?
 やはり、Miwaさんは、おしゃれして行くのですよね?羨ましい~。

女子高校生かあ、夢いっぱいでいいですね。自分の頃は、忘れました。やっぱり、女の子って共通してピンクが好きなのかしら?

投稿: フィーカ | 2007年5月 1日 (火) 05時06分

オペラ、面白そうですね!!
劇場の内装も豪華ですね~!なんかセレブ気分ですね♪
私もこちらにいる間に1度、チャレンジしてみたいなぁ~・・・って思ってるんですよ~!
言葉を理解できる自信はないけど、楽しめそうですよね♪

それにしても最後の高校生の女の子・・・
かわいいなぁ~・・・若いっていいなぁ~・・・って思った私ってオバチャンだわぁ~
ヽ(´Д`;)ノアゥア...

投稿: よーこ | 2007年5月 1日 (火) 00時07分

オペラ鑑賞ってなんか敷居の高いイメージがあって、鑑賞してみていなぁと思うけどなかなかチケットを買う勇気もないというか・・・・。でも機会があれば行ってみたいです。

投稿: mikitty | 2007年4月30日 (月) 23時39分

スウェーデン遊びに行ったとき、ママのお友達にオペラ招待してもらいましたねぇ。
オペラって観た事なかったんですが、
意外に面白かったのを思い出しました。
去年の6月・・・たくさんの卒業生たちがトラック貸切で
騒いでいるのをみて、私は一緒に参加したかったですよ。
日本にはないノリですよね。
日本もあれだけ弾けちゃえば良いのに。

投稿: tomo | 2007年4月30日 (月) 22時30分

ババさんがどうなったのかちょっと興味が。。。
そういう救われない話は僕はちょっと辛いなあ。
っていうかそこまでストーリーを把握できてるとは
miwaさんのスウェーデン語力は相当なレベルに?

最後の写真はグッジョブでした。僕もちょこさんと同じく
その写真を見てますますストックホルムに行きたくなりました!

投稿: マサ | 2007年4月30日 (月) 18時36分

キャー ちょうど先日オペラの話をしていたら、実際よく行かれるんですねー!!うらやましい~

というかオペラは行った事が無いのですが、3時間で短いほうなんですか?あと、内容は英語なんでしょうか、それともスウェーデン語?スウェーデン語だったら全然理解できないだろうなぁ、私・・・

けど写真みて、ますますいきたくなりましたぁ!!

投稿: ちょこ | 2007年4月30日 (月) 17時48分

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