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2008年2月

社会学な日々

ブログの更新をサボっているうちに、気がついたら大学が始まってからちょうど1ヶ月が過ぎようとしています。
課題の提出は毎週1回なのですが、読むものが多くて最初の2回ほど提出日の前夜に徹夜なんかする羽目になったりと、ヒーヒー言ってました。
とはいいながらも最近ようやくちょっとだけ余裕が。
ということで今回は大学でどんなことをしているかを簡単にご報告しようと思います。

そもそも「社会学」の定義は
『社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム(因果関係)を解明するための学問(Wikipedia)』とのこと。
そしてその対象は個々人の行為をはじめとしたミクロレベルからから組織・集団レベル、そして社会の権力構造といったマクロレベルまでさまざま。

今のクラスはいわば「概論」なので、内容的にははなんてことなかったりする(というより高校の倫理で勉強したことと重複していたりして親しみやすい)のに、『言葉』が問題!!
なにしろ、こういう理論書では

日本語でも1回読んだだけでは ”ん?” な概念的なことが、抽象的な用語でかつ関係代名詞がやたらと多い文章で説明されている

のです(笑)

また、文章中の単語を調べて訳してみたらあまりにも有名な説だったりして、拍子抜けなこともしばしば。
たとえばこんな一文

演繹法とは一般的・普遍的な前提からより個別的・特殊的な結論を得る推論方法である

この演繹法のひとつの三段論法、有名なソクラテスの例文をご紹介したら懐かしく思い出される方も多いんじゃないでしょうか。

人は必ず死ぬ→ソクラテスは人である→ゆえにソクラテスは必ず死ぬ

かなり昔のことではあるけれど、世界史、倫理ともに好きな科目だったので、ことあるたびに記憶が引き出される感じです。
でも、今頃になってこれらを選択していたことに感謝することになるなんて、ちょっと不思議な気持ちですね(笑)

さて、理論はもちろんなのですが、小グループでのセミナーで取り上げる課題や、毎週提出する課題で取り上げるのは、こういった理論を使って実社会で起きている現象を解明するタイプのものが多いです。
たとえば、先週の課題3つのなかのひとつ

gender(社会的、文化的役割としての性)が生まれる過程の議論において、機構・組織(社会的・教育的な)の概念が出現するが、この概念と方法論的個人主義、同集団主義とのかかわりについて説明の上、実社会で個人の行為と機構・組織との関連性を見出せる事例をあげよ

ちなみにこのgenderは社会学で最もよく取り上げられるテーマのひとつですが、今回指定された本は英語版のみ。
で課題はスウェーデン語で書かなくてはいけないのでそこでまたひと苦労です・・・


私と同じコースを履修していると思われる学生は160~170人(20~25人のグループが7つあるので)。
講義は平均週2回、200人規模の講義室で約2時間、セミナーは週1回グループごとに行われます。
またセミナーでは毎回、さらに3~4人ずつの小グループに分かれて課題のディスカッションです。
見渡したところ、95%スウェーデン人で、なかには移民もいますがあきらかに私が一番のスウェーデン新参者(笑)。

初めはどうなることかと思いましたが、なんとかコースの中の5つのクラスのうち2つ目が終わろうとしています。
今取り掛かっている課題を提出したら、あとは来週のテストまで約1週間休み。
そして、今週末は

スペインのセビリアへ行ってきます!!

旅行なんて昨年のブルガリア以来。ひさしぶりにウキウキです。
帰ってきたら試験勉強しないといけないのですが、つかの間の休息ということで勉強のことを一切忘れて羽を伸ばしてきます(笑)


大学の図書館


図書館の中央の広場。かーなり広いです。
自習スペース、グループワーク用のスペース、パソコンを持ち込んでの作業スペース等、目的ごとにスペースが分かれていて機能的。


では、次回(いつになるかはわかりませんが 笑)セビリア旅行のご報告をしたいと思います。


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ショック!! 盗難事件

みなさん、お久しぶりです。
大学が始まってみたら、これが結構大変で(当たり前ですね)課題に追われてヒーヒー言っておりました。
みなさんのブログやmixiの日記への訪問もなかなかできずごめんなさい。
さて、大学でどんなことをやっているかはまた今度にするとして、今回はショッキングな出来事のお話です。

タイトルのとおり、なんと

盗難の被害にあってしまいました!!

まぁ、お部屋の方ではなくてアパートの地下倉庫のほうだったんですが、鍵の部分がが無残に破壊されて、保管していたCalleのシンセサイザーとその関連機器を盗まれてしまいました。
このシンセ、昨年のクリスマスフィルムを作るのに使ったものの前に愛用していたもので、今は使っていないため倉庫保管していたんです。
Calleにとっても思い出深い品物だっただけに、本人は相当ショック。

ちなみに、日本のマンションの地下倉庫に比べるとこちらの一般的なスタイルは、

中の物がまる見え なんです

新しい建物では違うのかも知れないのですが・・・


こんな感じです。完全にまる見え

そして、これが破壊された鍵!! いや、正確には鍵ではなく倉庫の本体部分なんですが、特殊な器具を使って焼き切られています。



血相を変えて話すCalleにについて行った私も、これを見て思わずゾーッ・・・
だって、倉庫の素材はスチール製で手ではもちろんのこと、家庭にある普通の器具じゃ当然こんなことできませんから、少なくとも犯人はここに2回以上来ているということですよね。

まず、アパートの建物の入り口がオートロックなので、コードを知らない人は入れません。でもこの部分は住人や各種配達の人たちの出入りに便乗して侵入可。
ただそれからは、この地下倉庫がある階へ行くドアを開けるのには鍵が必要ですし、この階でも倉庫を含めて各部屋(ランドリールーム等)を開けるのにまた鍵が必要です。
犯人が計画的に建物に侵入して、住人の誰かがこの倉庫のドアを開けるタイミングを狙っていたのだと思うとかなり怖い・・・
それにその前に最低1回は入って物色済み?

ガーン。私のスウェーデンに対する安全神話がガタガタを崩れ去りました。

おまけに、こういう倉庫の被害は加入している保険の対象外だということが後で判明して二重のショックです。あてにしてたのに・・・
でも逆に考えてみると、そのことをCalleも今まで知らなかったくらいですから周囲で頻繁に被害にあった話を聞いて危機感をもつこともなかったわけで、これってやっぱりここは安全な国?と妙な疑問が。
そもそも、倉庫がこんなまる見え状態という時点で無防備ですよね。

とにかく、ここで大切なものは保管すべきではないことを身にしみて実感する出来事でした。

スウェーデンにお住まいのみなさん、地下倉庫での盗難にご注意を!!


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