学問・資格

社会学な日々

ブログの更新をサボっているうちに、気がついたら大学が始まってからちょうど1ヶ月が過ぎようとしています。
課題の提出は毎週1回なのですが、読むものが多くて最初の2回ほど提出日の前夜に徹夜なんかする羽目になったりと、ヒーヒー言ってました。
とはいいながらも最近ようやくちょっとだけ余裕が。
ということで今回は大学でどんなことをしているかを簡単にご報告しようと思います。

そもそも「社会学」の定義は
『社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム(因果関係)を解明するための学問(Wikipedia)』とのこと。
そしてその対象は個々人の行為をはじめとしたミクロレベルからから組織・集団レベル、そして社会の権力構造といったマクロレベルまでさまざま。

今のクラスはいわば「概論」なので、内容的にははなんてことなかったりする(というより高校の倫理で勉強したことと重複していたりして親しみやすい)のに、『言葉』が問題!!
なにしろ、こういう理論書では

日本語でも1回読んだだけでは ”ん?” な概念的なことが、抽象的な用語でかつ関係代名詞がやたらと多い文章で説明されている

のです(笑)

また、文章中の単語を調べて訳してみたらあまりにも有名な説だったりして、拍子抜けなこともしばしば。
たとえばこんな一文

演繹法とは一般的・普遍的な前提からより個別的・特殊的な結論を得る推論方法である

この演繹法のひとつの三段論法、有名なソクラテスの例文をご紹介したら懐かしく思い出される方も多いんじゃないでしょうか。

人は必ず死ぬ→ソクラテスは人である→ゆえにソクラテスは必ず死ぬ

かなり昔のことではあるけれど、世界史、倫理ともに好きな科目だったので、ことあるたびに記憶が引き出される感じです。
でも、今頃になってこれらを選択していたことに感謝することになるなんて、ちょっと不思議な気持ちですね(笑)

さて、理論はもちろんなのですが、小グループでのセミナーで取り上げる課題や、毎週提出する課題で取り上げるのは、こういった理論を使って実社会で起きている現象を解明するタイプのものが多いです。
たとえば、先週の課題3つのなかのひとつ

gender(社会的、文化的役割としての性)が生まれる過程の議論において、機構・組織(社会的・教育的な)の概念が出現するが、この概念と方法論的個人主義、同集団主義とのかかわりについて説明の上、実社会で個人の行為と機構・組織との関連性を見出せる事例をあげよ

ちなみにこのgenderは社会学で最もよく取り上げられるテーマのひとつですが、今回指定された本は英語版のみ。
で課題はスウェーデン語で書かなくてはいけないのでそこでまたひと苦労です・・・


私と同じコースを履修していると思われる学生は160~170人(20~25人のグループが7つあるので)。
講義は平均週2回、200人規模の講義室で約2時間、セミナーは週1回グループごとに行われます。
またセミナーでは毎回、さらに3~4人ずつの小グループに分かれて課題のディスカッションです。
見渡したところ、95%スウェーデン人で、なかには移民もいますがあきらかに私が一番のスウェーデン新参者(笑)。

初めはどうなることかと思いましたが、なんとかコースの中の5つのクラスのうち2つ目が終わろうとしています。
今取り掛かっている課題を提出したら、あとは来週のテストまで約1週間休み。
そして、今週末は

スペインのセビリアへ行ってきます!!

旅行なんて昨年のブルガリア以来。ひさしぶりにウキウキです。
帰ってきたら試験勉強しないといけないのですが、つかの間の休息ということで勉強のことを一切忘れて羽を伸ばしてきます(笑)


大学の図書館


図書館の中央の広場。かーなり広いです。
自習スペース、グループワーク用のスペース、パソコンを持ち込んでの作業スペース等、目的ごとにスペースが分かれていて機能的。


では、次回(いつになるかはわかりませんが 笑)セビリア旅行のご報告をしたいと思います。


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